ここのところコロナのニュースで疲れていませんか?私は気が滅入るので、日本のニュースはなるべく見ないようにしています。それにしても、美術館も図書館も閉館、高校野球は中止、でもパチンコ店は開いてるって、一体どういう基準なんでしょうね・・・。
この調子だと6月のDELF&DALFや仏検なども実施されるのかどうか気になります。
そういえば、「仏検1級」で検索されてこのブログを訪れてくださる方が増えていますが、私、今年は受けません。昨年は日程的に他に受けられるものがないので受けて、20点くらい足りなくて落ちたんですが、自分としてはわりと満足というか・・・。というのは、仏検用の準備は全くしなかったに関わらず、(というか、そのため、というべきか、ですが、)前半部分でほとんど点が取れなかったのですが、後半の読解やディクテが8割くらいできていたので、ま、いいかな、と。とにかく仏検用の勉強は、全くやる気にならないし、私には役に立つとも思えないので。
とすると、C1受ける・・・?
今年の日程は6月6日(土)に筆記、8日(月)に口頭試験となっています。え?月曜日?じゃあ、仕事休みにしないといけないじゃん。しかも、これはわかってたことだけど、受験料は2万円!受験地である福岡までの高速バス代二日分で1万円、口頭試験の時間によっては前日泊になるかも。う〜む、でも、これ逃すと、九州は秋には受験地がないのでまた一年後。なんという地域格差!(某文科大臣の「身の丈に応じて」ってやつですかね、ムカつく)
次の難題は、私のレベルがC1には程遠いという現実。これが費用のことより先に来るべきか?
DALF C1の受験にあたっての目安が公式ページに書いてあるのですが、その「理解することー聞くこと」の項目にこう書いてあります。
【たとえ構成がはっきりしなくて、明示的に発言されていない場合でも、長い話が理解できる。特別の努力なしにテレビ番組や映画を理解できる。】
私、全然理解できません。なんの話をしているくらいはわかるけど、よっぽど真剣に集中して聞かないと、厳しいなあ・・・。
しかし、ここで、私のフランス語学習の目的を思い出さねばなりません。それは、楽々好きな本や新聞をフランス語原文で苦もなく読めるようになること。そしてもちろん文章を書いたり話をしたり。今は、どれをとっても楽々とは言い難い状態です。そしてもう一つ、ここには書けない密かな夢もあったりして・・・。
なので、その目的達成のための目標設定の一つがC1合格。でも、真剣に取り組もうとするとすごくストレスになって、ピリピリしてしまいそうなので、あえて頑張らず、ゆるゆるの歩みでやってきました。そして、「合格目指します」ということ自体が現状のレベルとの乖離がありすぎて恥ずかしい、というところがありました。
でも、考えてみたら、私が合格しようが落ちようが、誰にも迷惑かけない訳で、自分が恥ずかしい、ってだけ。そして、だらだらしていたら、目的達成の日は永遠にやってこないかも、ということに気が付いてきた。だって、残りの人生の方がどんどん短くなってきているんだもの。
それに、最初に書いたように、C1受験にあたっては大変な費用がかかります。それをただ「お試し」で済ますにはもったいなすぎる。
ということで、私、宣言します。今年6月のC1、合格目指して真剣に頑張ります!
そんな訳で、11月からお休みしていたアンサンブルアンフランセのスカイプレッスンも再開することにしました。何といっても私はアウトプットの機会が足りないので。
そうそう、この文章も、C1の口頭試験を意識して、introduction, corps, conclusionという流れで書いてみました。フランス語の試験の場合、ある型があるんですよね。日本語でもできないことがフランス語でできるわけないですからね。
これから試験の日まで、もちろん仕事はあるし、息子の結婚式、教育関係のミニ講演(私が話すの)など、予定はぎゅっと詰まっているけど、他の時間は全てC1準備に向けて頑張るぞ!家事は最低限で。夫よ、すまぬ。
同じく受験予定のみなさま、共に頑張りましょうね!