愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

『天国でまた会おう』上映前に本を読まねば!

ピエール・ルメートル原作の映画『天国でまた会おう』、上映が各地で始まっているようです。私の住む県では4月6日公開です。楽しみ!


『天国でまた会おう』本編映像

日本は第二次世界大戦で甚大な犠牲者を出しましたが、フランスは第一次世界大戦で人口の15%が戦死、または負傷するという大変な被害を被りました。この悲惨な経験があったために、第二次世界大戦では、犠牲者が増える前に降伏したとも言われています。実際、フランス映画では、第二次世界大戦より第一大戦やアルジェリア戦争の方がよく取り上げられれいるように思います。
それでどんな本があるかな、と調べているときにPierre Lemaitreの"Au revoir là-haut"のことを知り、まだ自分には早いと思いつつ、数年前に買っていたのでした。その時は、これが映画されるとは思っていませんでした。

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で、届いてすぐ、トライして見ましたが、やっぱり5ページくらいで断念。それから今日まで棚の飾りだったのですが、「映画化されて、大分では4月に公開」の情報を聞き、なんとしてもその前に読破したいと、現在再挑戦中です。でも、今回は、なんだか読めてます。その、自分の成長が嬉しい。

567ページで、いま、70ページなので、先は長いけど、字が結構大きいし、ストーリーにすごく惹きつけられます。舞台は第一次世界大戦終結直前の戦場。兵士アルベールは上官プラデルの悪事を目にしてしまったため、戦闘のどさくさで故意に生き埋めにされてしまいます。彼を救ってくれたエドワードは、その最中に顔を負傷し下半分を失ってしまいます。アルベールは成り行きで彼の看病をしている、今、そこまで読んでますが、この上官のプラデルが、本当に嫌なやつ!ムカムカ・・・。

他の勉強もあるけど、とにかく4月6日までに読破するぞ!仕事がなければ一日中本を読んで暮らしたいです。