愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

珍しく進歩を感じたとき

中級くらいになるとそれからの進歩がなかなか感じられなくて辛い、と言うのはよく聞く話で、御多分にもれず、私もそうです。特に喋る機会が本当に少ないので、今でもレッスンの前はど緊張だし、ア〜ウ〜と、大平さん(元総理・・・古い?)のようになってしまって苦しい。

 

そんな私ですが、先月、とっても嬉しいことがありました。

 

レティシア・コロンバニの La Tresseに続く小説二作目 Les Victorieusesこれが一度も辞書を引くことなく読み終えることができたのです。しかも内容に感動して泣いてしまうほど堪能できました。これまでもフランス語の本は読んできましたが、単語や言い回しがわからなくて辞書を引かないことはありませんでした。多分、コロンバニさんの文章がわかりやすくて、私のレベルに合っているのでしょう。純粋に読書を楽しむためには、自分に合ったレベルのものを選ぶことも大事ですね。

 

10月12日の記事に書いたように、アンスティテュフランセ主催で中江有里さんとの対談があったので、それ(11月17日)の間に合うように集中して読めました。

 

Les victorieuses

Les victorieuses

 

 

今はわからない単語を調べながら、じっくり再読しています。Audibleでも購入しているので、チャプターごとに音声を聞いたりもして。↓こちらでデモ音声が聞けると思います。 コロンバニさん自身の録音です。

 

Audible版『Les Victorieuses 』 | Laetitia Colombani | Audible.co.jp

 

彼女は女優であり脚本家でもあるので、言葉の並べ方がとてもリズムよく、音声で聞くとその良さがさらにわかると思います。

1日にフランス語に向き合える時間は限られていますが、読書の楽しみも味わいながらC1にむけてボチボチ進んでいきたいものです。

 

こちらの動画はコロンバニさんへの10の質問。仮定法の勉強になりますよ!

 


Laetitia Colombani en 10 questions