3月にビラル・ハッサニのママ( アミナ)が書いた本を読んでから、しばらく読書難民でした。
欧明社が閉店ということで、勢いで買ってしまった本が山ほどあるのですが、少し齧り読みしてはやめて、の繰り返し。
で、結局、昨年夏に読んだZolaのAu Bonheur des Damesをもう一度読むことにしました。
最初はNanaにしようかと思ったのですが、やはりもう一度じっくり読みたくなりました。(この時の本は大きすぎて読みにくかったので、Livre de Pocheを買い直しました。)
まだ、1章読んだところですが、やっぱりこの本は面白い。それに、ゾラの文章って、なんだかとても綺麗。全然無駄がないというか、まあ、偉そうに言えるほどの知見があるわけじゃないのですが、何か、他と違う気がします。
それでゾラ熱が高まり、続けて他の本も読みたいな、とネットで検索したところ、
日本の古本屋 / 全国900店の古書店が出店、在庫600万冊から古書を探そう
こちらで素敵な本を見つけました。「ナナ」と「居酒屋」含め4つの作品が入っています。
美しいでしょう〜?
中もとても綺麗!
ルーゴン・マカール家の家系譜も付いています!
ゾラはフランスの第二帝政時代を書いていこうと決めた時、その時代と共に、遺伝と環境というファクターを含めて人物を描こうと考えます。
そのため、ルーゴン・マカール家の系譜を綿密に組み立ててから執筆に取り掛かったのです。ゾラの作品、全部読みたくなってきます。
大きさはこんな感じ。
実は20ページほど読んだところで、「C2受けるのに、読書してる場合?もっと新聞記事とか読むべきでは?」と思い、一旦中断したのですが、やはり気になる。読みたい!
サンドリーヌに私の苦悩(オーバー?)を話したところ、「そんなことないわよ、十分勉強になると思うわよ。喜びを感じる方がいいんじゃない?」ということだったので、やっぱり続けて読むことにしました。(どうせC2は受かるわけないんだし。^^")
先生のサイトにはこのAu Bonheur des Damesの解説ビデオが各章ごとに作られているので、それも見ながら読み直しているところです。
先生の解説ビデオは、多分登録だけすれば見られるはずです。
読書好きの方、ほんとにおすすめですよ、ゾラ。