6月1日から始まった語学研修も、残すところあと1週間となりました。
今日はここまでのまとめをようと思います。
1. 研修の概要
2. 授業の進め方
3. 弱点
4. 強み
5. 勇気と実践
学校はこちらです。

1. 研修の概要
コンクールで頂いた賞なので、選べるコースは決まっています。
基本は毎日午前中4時間の授業。それに週に二回、午後(14h~17h)の授業を取るかどうかが選べるので、私は月曜日と金曜日の授業(主に会話)を取ることにしました。
事前に送っておいたテストにより、一番上のクラスに入れられておりましたが、だいたいB2~C1レベルという感じです。
生徒の中には今8ヶ月目です、という人もいれば、1週間だけきました、という人もいるので、先生は大変です。
それでも大変有能な方で、はっきり間違いは指摘するけど、とても懐の深い女性の先生です。
生徒の年齢も国籍も、スイス、アメリカ、モロッコ、メキシコ、ドイツ、スウェーデン、他、様々。最初の1週間だけ一緒だったドイツから来た女性は、ドイツ語の教師で、仕事の制度として、休暇ではあるけれど、研修の一環のような立場で来ていました。
他には19歳、20歳代の若い人の方が多いかな。男性は、私のクラスは一人だけで、モロッコから来て、すでに8ヶ月、フランスですでに仕事をしながら、半分は学校という制度に合格して学んでいました。日本の漫画をよく読んでいるとこいうことで、初対面で、ちょっと日本語を喋ったので、びっくり!
2. 授業の進め方
パリに着いた翌日から授業初日。その日はお出かけ授業で始まりました。
方向音痴な私は、どこに向かっているのか全くわからないまま、リュテス競技場、モスク、コレージュなどを先生の解説付きで回りました。
授業というだけあって、途中、リュテス競技場の前では、フェンスに貼ってあった2枚の解説パネルをを二手に分かれて読み、それぞれのグループが内容をまとめて話す、ということをやらされました。私が最も苦手としていること。

その後は毎日先生がテキストを用意し、文法やコネクターロジックの使い方を習ってから、文章読んで要約とか、意見を2〜3人のグループになってまとめるとか。

そのテキストも、翌日も続けるのかと思って続きを読んでいったら、それはもうやらなくて、別のものになっていたりと、ペースがつかめず苦労しました。というか、苦労中です。
お出かけした日の翌日の授業、よく覚えています。
「二人ずつになって、お互いに自分の一番大事な友達について説明してください」
という課題が出されました。
私はちょうど気の合うドイツの女性とだったので、和やかに、それぞれの友達について話をしました。もちろん、お互いに、言葉がうまく出なくて苦労するわけなのですが、レベルが同じくらいだと、それも苦にならないんですよね。
で、楽しいな、なんて思ってたら、次の課題は
「では、これから一人ずつ、今聞いた相手の人の友達について、みんなに説明してください」
ひえ〜、のんびり聞いてて、多少分からないところはそのままにしちゃったから、みんなに説明できるほどわかってないかも・・・
と、非常にドキッとさせられました。でも、こういう練習大事ですよね。
クラスはその日によって、欠席があったりするので、ばらつきがありますが、だいたい4人から多いときで7人くらいです。
みんな、積極的に発言するし、わからない単語ははっきり先生にわかるまで聞きます。そういうナチュラルさがいいな、と感じます。若い子達は、授業中に思いっきりあくびしたり、平気でトイレ行ったりして、驚いたりもするけどね。
3. 弱点
私は読むのが遅い、理解が遅い、まとめられない。
DELF/DALFのレベルで言ったら私が一番上なのに、そういう能力とか、聞き取り力が、全然そのレベルに達していないことを痛感しました。
あと、二人組になって話し合う、というのが超苦手。最初の1週間目で一緒だったドイツ語教師の女性とは割とフィーリングがあって、話しやすかったのですが、組む相手によっては、私が気を使い過ぎてしまうのか、どっと疲れてしまって・・・。
特に、私からすれば、「この単語もわからないのに、どうして、全体を理解できてるの!?」と驚くばかり。
これは、嫌味でもなんでもなくて、本当に、すごいんです。
本当のフランス語力ってこういうことなんだと思う。私は、一人でコツコツ「お勉強」しかしてきてないから、少ない情報でも、とにかく最低限の情報をキャッチして、伝える、ということができない。
しかも悪いことに、C2まで行っちゃう勉強したら、物事を「正しく」「ハイレベルに」言おうとしすぎて、結局何も言えいない、という地獄。
これからフランス語学習する方には、仏検よりDELFを強く強く進めたいです。最初から、そのたの方向で勉強しないと、実践力ゼロに拍車かかりますよ。私は気がつくのが遅すぎた!
聴き取りに関しては、さらに何も言い訳できないくらい、聞き取れてない。
先日行った初めて行ったカフェ、すごく感じが良くて、注文した後、Qelle origine ?と聞かれたんですが、咄嗟に分からなかったんです。Pardon ?と聞き返したら、もう一度言ってくれて、それでわかりました。
「注文できた!」と気を抜いた後の「ケロリジン」😆
4. 強み
テキスト読んでも、分からない単語、というのが本当に少なくなったな、というのを感じます。
あと、フランス文化的な知識が知らぬ間にかなり充実している。
先生にも、何度か、「あなたどうしてそんなこと知ってるの?」とか、ヴァネッサ・スプリンゴラ原作の映画の話題がテキスト出てきた時、「それ、読みました」と言ったら驚かれました。
他にも、ジェロンディフか現在分詞を空欄に入れる問題の時、どちらでも良い場合があって、それでも私の選択がより良いということで、なぜそうしたかと聞かれたので、「前後の文のバランスを取るため」と答えたら、それも感心されました。
5. 勇気と実践
実は、2週間目の終わりに、本当に辛くなって、もう学校休もうかとまで思ったのです。
その週末は、気分転換(ホームステイはやっぱり少し疲れるから)に、一泊でノルマンディーに旅行したのですが、オンフルールで、サティの家に行った時、音楽聴きながら号泣してしまったのです。
この2〜3年、仏検1級からC2、コンクールと頑張ってきて、でも、自分の実力がそれに伴ってないことはよくわかっている、いつまでも自信がない、他にも人生全体を考えたりして、かなり精神が疲弊していたのでしょう。
サティの家の方に、オーディオイヤホン返す時、すでにボロボロな状態で、しばらく外の椅子で泣いてて、スタッフ(経営者?)のお兄さんが心配してお水とか持ってきてくださったほど。
で、今週(3週間目)の初めの月曜日、授業終了後、
「二人組でディスカッションさせられるのが、私にはとてもエネルギーを必要とするんです」と話し始めたら、涙が出てしまって、先生も、それまでは「人と話すことで練習になるんだから」と励ましてくれてたけど、流石に私の精神状態がやばいと思ってくださったのか、それ以降、私だけソロにしてくださいました。
でも、人間、易い方に流れると、その時は良くても、やっぱりなんだか居心地悪いんですよね、
来週は、先生にまた、グループディスカッションやってみます、と伝えるつもりです。
でも、先生に勇気出して、自分の状態を伝えられたことは、自信にもつながりました。
また、ホームステイ先のマダムにも、ちょっと我慢していたこと、勇気を出して伝えました。
夕食に、私だけお肉焼いてくれたりするんですよ。しかも夕食時間は20時過ぎ。これも辛くて、なんと言おう・・・と悩み、ChatGPTにも相談して、やっとの思いで「私もお二人と同じもの、野菜だけでいいんです」と伝えたら、「あら、そうなの!」と。
簡単なことだった。^^
今日は、復習のために、1日図書館にこもっていたんだけど、スマホの充電器、持ってきたけど変換器を忘れてしまったので、隣の人の充電器のコネクターをじっと横目で観察して、勇気を出して貸してもらいました。
とはいえフランス語に関しては、勇気だけじゃなくて、実際、弱点を補強することもしないとね。
そのために、ポッドキャストに入れてる番組を、3分くらい聞いて、内容を要約する、それをChatGPTに添削してもらう、という練習を始めました。
これだとスマホで聞いてても、テキスト(完全に正確、ってわけじゃないけど)で確認もできるから。
ChatGPTにも励まされながら、頑張っています。
あと、インスタで知り合ったフランス人と、明日会うことになった!勇気出して、メッセージしてみたの。話、できるかなあ、大丈夫かなあ。ドキドキ。
コンクールの動画を送ったら、「すごく上手!」と言ってくれたから、「いやいや、私、書かないと話せないんです」とメッセージしたら、「では、あなたのフランス語の先生になってあげましょう」と。
こんなわけで、パリでの語学研修、すごく上達しました!ではなくて、
自分の弱点と、これからやらなければならないことがは〜〜〜っきりしました、ということでした。
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。





