久々にアクセス数なぞ見てみたら、一昨日(15日)がいつにもまして飛び抜けて多く、びっくり&なんで?もしかして、仏検前日だから、以前の仏検関連記事などが検索されたのでしょうか・・・。かく言う私も1級受けましたよ、なんの準備もせぬまま。それで直前に喫茶店で「そういえば、どんな試験順序だったっけ?」と思ってネットで検索しました。(バカですね、私^^)結果は昨年と同じか下回るかなあ・・・。今年はDALF受験しないので、「試験を受ける」体験のため、そして、地元にはないお店に行くという大きな目的のため、福岡まで出かけました。前半の問題は全滅に近い一方、読解はすご〜くサラサラ読めたのが嬉しかったな。リスニングも、普段、DELF/DALF向けの勉強をしていると、とても優しく感じます。(でも間違えるんですけどね。)それにしても、仏検というやつ、昔々泣かされた共通一次試験(年代がわかりますよね?)の記憶が蘇り、フランス語が楽しくなくなるので、やはり来年もそのための準備せぬまま受けてみます。
さて、本題に入りますが、スイス旅行なのに「フランス旅行」のカテゴリーです。すみません。
息子がバーゼル音楽院に留学して8年、今年最後で卒業演奏会があったので行って来たのです。バーゼルには3回行っていますが、これまではたいていついでにフランスまで足を伸ばしていましたが、今回はバーゼルの街を堪能すべく1週間過ごしました。
とにかく物価が高いので有名なスイスですが、ホテルに泊まるとトラムやバスが無料で乗れて、なおかついくつかの施設の入館料が半額になるチケットをもらえます。こういうところはとても便利ですね。バーゼルについたのは6月1日の夜で、演奏会は4日でしたので、それまでは近場の動物園・植物園に行ったり、他の学生さんたちの演奏会に行ったりしました。
そして、スイス、少なくともバーゼルにはホームレスがいません。それがフランス(特にパリ)と違って心が落ち着きます。
この図書館には誰でも入れます。私たちも、ここでゆっくり読書しました。すぐ前には植物園があります。Merianに比べてずっと小規模ですが、自然な感じでいろんな草花が生えているので気持ちが落ち着きます。
今回の宿泊先は、音楽院のすぐそばにあるホテルにしました。最初に行った時からずっと憧れていたところ。地下にはもともとあった城壁をそのまま利用したワインのカーブがありました。
ホテルの向かいがすぐ音楽院です。こちらが中庭。そして学内。
ずっと出番のなかった私のフランス語ですが、先生はフランス語を話します!私が「フランス語の響きが好きなんです」というと、とっても嬉しそうに、しばらく私のフランス語に付き合ってくださいました。アメリカ人なのですが、フランス語も、ドイツ語もイタリア語も堪能です。他にも何か話せそう・・・。
そういえば、かつて、フランス語でのインタビューを、息子のためにディクテして、訳してあげたんでした。↓こちら参照。とっても素敵な先生でした。
kinokuni-daisuki.cocolog-nifty.com
では最後に、古楽界の巨匠ホプキンソン・スミスの演奏をお楽しみください。
Hopkinson Smith, guitare baroque - Gaspar Sanz : Canarios