愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

C1準備、めげながらもがんばり中!

結局DELF/DALFは延期になりましたね。こちら、九州では7月11日(土)筆記、13日(月)に口頭試験となりました。たった1ヶ月の延期だったのね・・・。^^

延期と聞いて、すっかり気が緩んでいたのですが、この1ヶ月をご褒美と思ってできるだけのことをしなければと思い直しているところです。

現在は大きく分けてTV5 MondeのB2・Avancé向けの音声聞き取り練習と、C1問題集でProduction Écriteを基礎からやり直し、そして適宜アンサンブルアンフランセのスカイプレッスンで会話、読解、作文添削などを織り交ぜています。

【TV5】1ヶ月ほど前、C1の模擬テスト(過去問?)のCompréhenshion Oraleの問題に挑戦してみたところ、全く歯が立たず、これはヤバイ、足切りの5点に届かないかも、と思いました。でも、考えようによっては、ここで頑張って15点くらい取れれば(目標低すぎ?)全体の底上げにもなるかも、と。それで、理解を助ける問題も、スクリプトもついているTV5 Mondeに取り組むことにしました。私にはB2向けでも十分難しいのですが、これがしっかり理解できるなら、自ずと聴解力はつくことでしょう。

毎日1話、といきたいところですが、仕事をしている身でもあるので、二日で1つ終わらせるペースです。

https://apprendre.tv5monde.com/fr/exercices/b2-avance

【C1問題集ーProduction Écrite】I先生のレッスンでは話すことに力を注いでいるので、書くことが疎かになっていました。FBなどにはたまにフランス語で投稿したりするのですが、Synthèseはしばらくやっていません。それで、模擬テスト問題に挑戦し、それを初めてのC先生にみていただきました。普段のレッスンでの宿題としてだったら、物凄い時間をかけて、練り上げるのですが、今回は時間を測って(それでも1時間半くらいはかかってしまいしたが)、あまり見直しもしないで提出しました。

C先生には「最初の方はすごくよくできてるのに、最後、時間が足りなくなった?」と言われました。図星でございます。我ながら、無理やりな終わり方だなあ、尻切れトンボだなあ、と思いながら締め括ったので。

そして、先生からはSynthèseの基本であるrepérer, exraire, regrouper, disposer, reformulerに気をつけて、もう一度最後の部分手直ししてみて、とアドバイスを受けました。実はSynthèseに関してはそういう指導を受けたことがありません。二つのテクストを一つにレジュメする、ということだけで、あとは文法的なチェック。多分、当時は文法や言い回しをよくすることで精一杯だったのだと思いますが、どこを抽出してまとめれば良いのかわからないままであったことも事実です。

それで、せっかく買った問題集をやり始めました。Mots-cléfsのチェックやidée essentielleの抜き出しなどのコツが順を追って学べます。

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右ページにちらりと写っているIdée essentialleなど書いてあるところ、ほとんど回答写し書きしています。できそうなところは自分で書いてみますが、どこがポイントで、どのように抽出するのかのコツを掴むのが目的なので、無理していつまでも考えすぎないようにしています。

それにしても、数ヶ月前だったらこれだけの文章を読むのも一苦労でしたが、今は大体内容が掴めます。Synthèseはともかく、多少なりとも進歩してるんだぞ、と自分を励ましています。

【アンサンブルのレッスン】

○読解は日本人講師のY先生に数回受けました。最初はC1問題を一文ずつ丁寧に訳していくレッスン。自信なくすっ飛ばし訳などする、すぐさま先生のチェックが入ります。必然的に予習段階で何度も何度も読むことになり、これでだいぶ読解力がついたと思います。

そして昨日は、先生から問題を提示してもらって、事前に読まないでレッスンでいきなり挑戦、というのをやってみました。これは先生からの提案で、試験のときは絶対わからない言葉や問題に遭遇するけど、それを慌てずにどうやって上手くこなしていくか、というためのレッスンです。

通常はまず全文を読み通すのが鉄則なのでしょうけれど、レッスンではまず一つづつ問題を読んで、本文を少しずつ読んでいく、という方式で進めました。でも、それで意外と回答できるものなんですね。

「試験のとき、もしわからない単語があっても、とりあえずカタカナフランス語のまま訳して読み進め、文脈からも意味が推察できないときは引きずらないこと」とアドバイスを受けました。

あと、文章で書く回答に関して、私はきちんと書こうとして出だしからつまづいてしまうんです。その様子をみた先生が、「文章を書くときは、複雑にしない。小学生に説明するくらいの文章で」と。いったん日本語で先生に説明してみて、それを「小学生に説明」と思いながら訳してみると、あら、意外、ちゃんと書ける。

自信のつく、本当に良いレッスンでした。

○Production OraleのレッスンはI先生に月に2、3回。フランス語でしゃべるという以前に、自分の意見を論理的に述べるというのは日本語でも難しいことです。レッスンの数日前から準備するのですが、全然話がまとまらず、これ、試験の1時間で文章読んで準備、無理〜と叫びそうになります。

でも、読解同様、少しづつでも進歩しているんですかね・・・。

それにしてもこんな感じでバカロレアを受けてるフランスの高校生たちって、ほんとすごいと思う。