あと数日で2021年も終わりです。みなさまのフランス語生活は、どんな一年でしたか?
私は、なんといってもサンドリーヌ先生との出会いが大きかったです。
これまでの私のざっくりフランス語学習歴は:
超初心者なのに、いきなり会話グループレッスン(フランス語を聞けるだけで幸せだったあの頃) → 独学(ダラダラと時間ばかりかけて・・・) → ネットのフランス語スクール(良い内容もあったけど、運営が杜撰すぎて・・・) → アンサンブルアンフランセのスカイプレッスン(先生選びと毎回の予約、時間がもったいなくて・・・) → Sandrineとの個人レッスン
こんな経緯を辿った私のフランス語生活、今年はDALF C1にも合格できたし、ゾラの本も先生と一緒に楽しく読めたし、何より、今までで一番フランス語学習が楽しいと感じられています。
個人レッスンは、やっぱり相性ですね。。。
今は毎回何かしらの新聞記事を読んで、それを要約したりC2を意識して、自分の意見を織り交ぜて長めの文章を書いてみたりしています。
こうやってみてみると、ずいぶん書いてきたなあ・・・。
先生はピンクの文字で直しを入れてくれるので、後から読み直すときにとてもわかりやすいのです。マーカーのピンクは、自分で書くときに辞書で調べて見つけた単語や、思いつくのに時間がかかった言い回しなどのチェックです。
テーマは先生にお任せのこともあれば、自分で見つけた記事を使うこともあり、また、何か話題になっている件(ニコラ・ユロのセクハラ問題、物議を醸しているミス・フランスなど)について読みたいとリクエストして、記事を見つけてもらうこともあります。
記事の内容は全く知らない分野ではないので、たいてい一度読めば理解できますが、それを要約する、意見をまとめるとなると、いきなり難しくなり、多大な時間を要してしまいます。
ちょっとでもわからない部分が出てくると気になってしまうので、調べる。
意見をまとめるといっても、考えがちっともまとまらない、書き出したものをどのように整理するか、Introductionは何から書き始める?
1週間に一度のレッスンですが、この「書く」ということに膨大な時間を費やしてしまって、他のことをする時間が取れない!
そのことを先日のレッスンでサンドリーヌに相談しましたら、的確なアドバイスをいただきました。二つの選択肢があります、と。
Option 1 : temps strictement limité (comme au DALF)
DALFのように時間を制限してやってみる。例えば1時間半で読んで1時間半で書く。
Option 2 : temps élastique et priorité à une excellente compréhension + meilleure expression
時間を十分にかけて、テキストをしっかり理解し、良い文章を書く
オプション1の場合は、全体の大まかな理解で良しとし、曖昧な部分はそのままにしてとにかく頭に浮かんだことを書く。「完璧」を手放す。
書き始めて、気になるところが出てきてもそのまま進むの、後から読み返したときに、わかってくることもあるから、それに、書き出すと弾みがつくものよ、と。
1も2も、どちらも良い点があるので、普段は自分がやりたい方を選択すれば良いが、いずれにしても、brouillon(草稿)は用意すること。
このアドバイスを聞いて、スッキリしました。
私はまだまだ使える表現が乏しいので、今はそれを広げるために、じっくり時間をかけて書いていこうと思います。ただ、たまには時間制限をして、とにかく言葉をつむぎだす訓練も必要だな、と感じています。
そして、サンドリーヌがいつもいうことは
「とにかくストレスにならないよう、楽しく勉強できることが大事よ」
その通り!
私、先生と出会ってから、日々の勉強は楽しいし、レッスンも楽しみ。
もっと時間を効率よく使って、本を読んだり新聞記事を読んだりにも時間を避けるようになりたいな。
年内、あともう一回くらい記事を書くかもしれないけど、もしかしたら、これが最後になるかも。
当ブログを読んでくださっている皆様、ほとんど私の学習記録にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
来年もまた楽しく勉強していきます!