愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

DALF C1終わりました!

福岡では5日(土曜日)に筆記試験、7日(月曜日)に口頭試験がありました。

 

はふ〜、疲れた〜。でも、充実感でいっぱいです。

問題の詳しいことは書きませんが、自分のための総括を書いておきます。

 

リスニング、これが一番やばいです。恐れていた通り、最初の長文で、「全然わかんないよ〜」状態に陥り、二度目の音声でも意味を掴めませんでした。

音声自体がわからないというか、その前の、先に質問を読んでおく、という段階で、質問の意味が掴めないものがいくつかあって、そこで手間取り、完全頭パニック!

 

なので、記述部分は全滅でしょう。で、2回目の音声後、何分か答えを書く時間が確保されているのですが、私は考えようもなかったので、次の短い音声問題(一度しか聞けない方)の質問をその時間に読んで、こっちでは失敗しないように備えていました。

 

でも、短い方も答えが微妙に近くて、「もう一回聞かせてくれればはっきりするのに〜」と言いたい状況。なので、足切りの5点以下は、謙遜でなく十分ありうるので、すでに合格は難しかろうと覚悟しています。

 

というか、もし他のものがよくできて、ギリギリで合格できたとしても、こんなに聞き取れないんじゃC1レベルじゃないです、私。

 

読解は、普段のレッスンで結構長い文章を読んできたせいか、テクスト自体は優しく感じました。でも、そこでしくじったことが!

簡単だったので、質問を読まずに先に本文を全部読んでから回答に取り組んだんですけど、そうすると、やはり忘れてる部分があって、結局本文見返すことになり、時間くっちゃいました。最初、文章見た時は、「これなら30分で片付けれる、その分サンテーズとエッセイに時間かけよう」と思ったのに、結局50分まるまる読解に使っちゃった。

 

あと、字が小さいのはわかってたけど、印字がなんか薄くて、目が疲れました。中近用メガネを持っていっといて本当によかった!

 

次のサンテーズとエッセイ、見直す時間なんてありませ〜ん!必死で書き殴ったという状況です。エッセイの方では、私としては少しレベルの高い表現を使おうという試みもしてみたけれど、気がついたら300字も書いちゃってて、書きすぎもダメよね。しかもだらだらと。

 

それにしても、4時間の試験、しかも普段はトイレが近い方の私が、ぶっ通しでやり切って、それだけでも達成感があります。こういう試験をするフランスってつくづくすごいと思う。

 

 

頭ボーッとしたままどこかでビールでも飲もうと出かけたのですが、ほとんどお店がしまってるか、空いてても、「アルコールは出せないんですよ〜」と。テイクアウトしてホテルに帰りました。

 

 

一日おいて本日月曜日、10時からの口頭試験。事前準備としては、イントロからプランを述べるまでの流れを頭に入れておいて、あとは試験問題をみてから考えるしかない、と腹を括りました。それ以外、仕様がないですよね。とにかく黙り込むことだけは避けなければ。

 

 

10時に準備室に行き、そこで二つに分けてプリントが何部かずつおいてあります。それが表向き(文章が上むき)においてあるんです。左右両方から一部づつテキストをとり、それからどちらかを選ぶ、という方式です。

 

文字が見えてるわけなので、「下の方にあるのもタイトルを見てから選んでいいんですか?」と聞いたら、「ダメです、見ずに適当にとてください」と。最初に手にしてしまったのは、なんか、言語がどうとか、というちょっと難しそうなもの、で、左からとるのはもっと話しやすいものがいいな〜と中を見て選ぼうとしたら、だめ、ということなので、上から3番目あたりをくじ引き引くみたいに取り出しました。

 

環境問題だ〜よかった〜。

 

それにしても、内容が上むき、でも見てはだめ、って、どうなんだろう、それなら裏返して置いててくれればいいのに・・・。

 

 

試験官は二人とも男性。感じよかったです。私も、土壇場でおばさん魂が出るのか、太々しく、とにかく最後まで話しました。

ベルギーの環境活動家のグレタ・トゥーンベルグの話を少し入れたのですが、準備の段階からその名前が思い出せず、試験官の前で「ベルギー(正しくはスウェーデン)の少女で、名前忘れちゃんたですが・・」と言いながら話し続けました。(最後の質疑の時に、さっきのはグレタのことだよね、と言われました。^^)

 

 

最初に時計を確認したはずなのに、話しながらチラ見すると、テンパってるから何分経過したかわからなくなりましたが、多分8分から10分くらいだったと思います。

 

質疑も和やか。でも20分近く質疑って、結構長いすよね。それで、返事が短く終わりすぎないように、ちょっといろいろ引き延ばしたりしましたが、それでも5つぐらい聞かれたかなあ。

 

最後「付け加えたいことはありませんか?」と聞かれたのですが、自分が何を言おうとして、何を言い忘れたのかも覚えていない状態でしたので、テキストの中の文章を取り上げて、「この部分は、私が思ってより事態が深刻で、ショックでした」みたいな感じで、「テキストちゃんと読みましたよ」アピールしてみました。

 

 

結果の予想は全然できません。リスニングで5点以下ということは、50%の確率であり得るし、文章作成は、かければいいというものじゃなく、要求されるC1レベル、というものがあるので、合格は難しいと思っています。

 

でも、4時間の試験、に加えてエクスポゼ、途方に暮れることなく最後までやり遂げられたことで今は十分満足です。

 

 

明日はまたレッスン、これからどうやって勉強して行こうか、先生とも相談するつもりです。楽しみ!

 

そういえば、読解の文章中にあった映画Tanguy、私以前YouTubeで見たことありました。今も見られるようです。しかもフランス語字幕付きですよ〜。かなりおかしい(滑稽な)映画です。

 

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