愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

DALF C2 受けてきた〜!

6月5日と6日で、DALF C2を受けてきました。

 

と言っても、お試し受験ですので、ブログを見てくださっている方にはあまり参考にならないと思いますが、来年また受けるつもりなので、自分のために記録しておこうと思います。

 

 

あと、課題の内容には触れません。特にCPO(聴解・口頭表現)試験はまだ終わってない地域もあると思いますので。

 

 

福岡では5日(日)がCOE(読解・文書作成)試験、6日(月)がCPO(聴解・口頭表現)試験でしたので、福岡のホテルに一泊。これが楽しみなんですよ。^^

 

 

会場であるアンスティテュ・フランセ九州のすぐ隣に、昨年、素敵なホテルができたんです。

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おかげで受験するのがとても楽しくなりました。

 

 

 

今回、DALF C2受験者、なんと、私ひとり!! 本当はもう一人いたらしいのですが、欠席でした。

 

 

 

まず1日め14時から17時30分まで。

 

 

 

CPE(読解・文書作成)試験

3つのテクスト(全部で2000文字程度)と4つ(だったかな?)図とかグラフの資料、それらに目を通した上で、指定された二つの立場から一つ選び、そのスタンスで 700字以上の文章を作成します。

 

 

一つめのテクストを読み終わった時点で15分近く使っちゃったので、このままだとヤバい、と思って、急ぎ気味に読み進めたのですが、理解がちょっと中途半端になっちゃいました。

 

 

このテクストの内容をどの程度自分の文章に盛り込むべきか、というあたりはよく調べてませんでしたが、いずれにしてもじっくり読む時間はありません。

 

 

マーカーを使うより別紙に書き留める

で、マーカーで使えそうなところはチェックしながら読みだったのですが、これ、イマイチだと思いました。

 

というのは、問題と文章を書く用紙は全て順に閉じてあるので、見返すにはパラパラめくらなければならなくて、やりにくい。

 

次回は、別紙に書き留めていく方がベターたと思いました。読み返しはしないという覚悟で臨まないと、時間が足りないです。

 

 

付箋の利用

あと、これは我れながらよかったと思った対策は、小さな付箋を持参しておいて、文書作成中、思いつかなかった言葉や、白消しした部分に貼って置いたことです。

 

 

白消しで訂正した箇所が乾く間にも書き進めたいですよね。でも、そうすると、そのまま忘れちゃう可能性があるので、付箋つけとくんです。

 

 

あと、思い浮かばない表現を思い出そうと頑張っていると時間がどんどん過ぎちゃいます。なので、そこにも付箋つけといて、とにかく書き進めます。後で思い出すことありますし、時間があれば、テクストの中から見つけても良いし。

 

ただ、後から思えば、これは受験者数の少ない地方だからできたことかもしれませんね。カンニングだと勘違いされる恐れがなきにしもあらずですから。

 

 

 

仏仏辞書

C2ではどちらも仏仏辞書の持ち込みが許されています。

 

 

まあ、試験最中に単語調べてる段階でダメでしょ、と思ってたけど、やっぱり使いました。

 

 

こちらです↓

 

 

 

辞書持ちの私としては、どれにしようかちょっと迷いましたが、これで正解でした。

 

 

たて12センチ、横8センチ。簡単な説明があるだけ。軽くて便利。

普段も読書の際に使っています。ちょこっと意味だけ調べたい時に。

 

 

でも、試験最中に「単語の使い方」なんて調べてる場合じゃないですよね。

 

今回私が使ったのは、綴の確認と、puisqueを2回使うのが躊躇われて、なんか他の表現あったじゃ〜ん、と考えても思い出せず、この辞書で引いたらétant donné que が出てきました。そう、これ、使いたかったのよ!

 

 

見直し

これまでのDELF/DALF試験で、初めて見直しする時間がありました。

 

 

でも、それは、楽々文章作成できたからではありません。

 

16時を過ぎたあたりで、なぜか、試験時間が17時までだ、と思っちゃったんです。

 

 

で、最初は丁寧に内容練りながら書いてたのに、これはヤバい、ということでスピードアップ。

 

 

で、ギリギリ17時、できた〜と思っても、試験監が動く様子がありません。

 

あれ? あれれ?と白板を見直すと、17時30分終了と書いてある。あ、そうだ、 17時30分までだったんだ〜。

 

 

一応最後まで書いちゃったので、大きく変更することは無理だから、つづり間違いなどチェックしてみました。そしたら、結構アクサン忘れてました。あ〜、よかった。

 

 

 

これで1日め終了。長くなったけど、翌日分も書いてしまします。

 

 

 

CPO(聴解・口頭表現)試験

 

15分の音声を2回聞いて、その内容を5〜10分に要約、その後10分程度で指定された立場からの意見をまとめる。音声聞いた後、準備の時間が1時間あてられます。

 

 

準備

開始前にまず、「どの課題にするか1から3の中から番号を言ってください」と言われ、こちらが言った番号の課題を試験監が抜き取って準備します。

 

 

試験室に移る1〜2分前に、その試験用紙を渡されるので、試験の流れの説明を読んでおきます。

 

流れは大抵多くの方がお持ちの参考書で知られている通りですが、その時に、「意見」を言う際の立場が二つ指定されていて、どちらかを選ぶようになっています。

 

まず、それを読んだ段階で、どの分野についての話なのかが推測できます。ですので、私は試験の流れ説明より、そっちの方をしっかり読んでおきました。

 

 

要約

しかし、要約しようにも、その内容が、ほとんどわからなかったんです。ひえ〜〜!

 

練習で聞いてたのは、大抵ラジオ番組でタイトルがあって、男性・女性3人くらいのゲストが話す、というものなんですが、私が聞いたのは、ゲストが男性だけ。司会は女性だったけど。

 

 

はっきり言って、二人だったのか、3人だったのかもわからなかったんです。だって、みんな声が似てるんだもの・・・。

 

 

で、その番組中にルポルタージュも差し込まれて、もう訳がわからん。

 

 

試験監督の方も、終了後「あれは難しかったわね〜、話もあっちこっちいってたしね〜」と、私を慰めるためかもしれないけど、そう言ってくださって、ちょっと救われました。

 

 

 

それにしても、聞き取れなさすぎなんですけどね。

 

 

 

そんなわけで、要約どころじゃありません。しょうがないので、断片的に聞き取れた部分だけ話し、しかも「ゲストは2人までは聞き取れましたが、もう一人いたかどうか分かりません。声が似てたし・・・」と、堂々と言ってしまいました。

 

 

なので、冒頭要約部分は5分切ってたかも・・・。

 

でも、後から、自分が聞きながらメモったことを思い出すと、もう少ししゃべれたのではないかと後悔するところです。

 

 

意見・質疑

意見はなんとかまとめたものの、使ってる語彙が、C2レベルじゃないことは断言できます。(キッパリ)

 

 

要約がだめだ、と思った段階で、意見をまとめる方に力を入れたのですが、もっと細部を詰めるべきでした。試験監の前に出たら、接続詞とか接続法を入れ込んだ文とか、全て吹っ飛んでしまい、B1レベルくらいの言葉遣いになってしまいました。

 

 

後の質疑は、多分、先生がそれほど難しい質問を投げかけなかったお陰でしょう、なんとかこなした、という状況です。

 

 

 

あ〜、疲れた、けど、楽しかったです。久々の緊張感。

 

 

 

自分としてはCPEの方が25点、CPOの方が15点くらいかなあ・・・。(各50点満点で)

 

 

ということで、目標としていた40点に届くか届かないか、微妙なところです。とか言って、30点くらいだったりして・・・。

 

 

*一夜明けた7日の朝、もう一度考えてみるに、CPOは、要約が酷過ぎるので、15点も行かない気がしてきた・・・。なので、両方でも40点いかないかなあ・・・。

 

 

来年は80点行けるよう、とにかく、聞き取り頑張るぞ!

 

 

これから受けるみなさまの中で、本気で合格目指しておられる方は、どうぞ最後まであきらめず、力を尽くしてくださいね。

 

どこかがダメでも、他でカバーできる部分はたくさんありますから。