11月21日から12月1日までフランスに行っておりました。一番の目的は、初の語学研修。といっても、たったの一週間なのですが、フランスでフランス語を勉強する、というのが長年の夢が、やっとかないました。
研修先はブルゴーニュのモンバールという小さなまちにあるクロディーヌ先生のお家です。ここでの1週間は後日、順を追って書くつもりです。
その前に、パリで3日、サンスというブルゴーニュ地方の町で1泊、一人で観光しました。
21日に20時ごろホテルについたので、翌日朝から行動しました。2年前の旅行
フランスひとり旅ーその2: 愛と平和とフランス語では、自分の行動計画を十分練る前にホテルをとっちゃったので、スーツケースをゴロゴロして長く歩く羽目に。今回はそういうことのないよう、パリのリヨン駅側のホテルにしました。空港からのバスが着く駅です。
でも、着いた日、フロントのお兄さんが「4階のお部屋です。ただ、残念ながら今日はエレベーターが故障してますので、階段を使ってくださいね」と。スーツケース、そんなに重くなくて、よかった。
それにしても、フランスでは、どうしてこうもしょっちゅう、何かが故障するのでしょうか?
帰国の際のシャルルドゴール空港で出発ロビーに上がるはずのエレベーターがどうしても上昇しない。あとからきたお兄さんが(アフリカ系の旅行者)「出発ロビーへはこれでいいんですよね?」と乗ってきたのですが、やっぱり上昇しない。何度ボタンを押しても。
そのお兄さんは諦めてどこかに行ってしまいましたが、私は重いスーツケース(買った本やワインやらで、スーツケース超重くなった!)を持ってうろうろしたくなかったので、他の人がくるまでそこで頑張りました。そしたら、フランス人夫婦がきたので、かくかくしかじかと伝えて、一緒に乗りましたら、やっぱり上昇せずに、下降する。でも、その二人、慌てず「今度は上がるんじゃない?」と。・・・あ、本当に今度は上昇した!!どうなってるの〜〜。でも、フランス人の彼らに言わせれば、よくあること、らしい。
そう、よくあることなんです。メトロのチケットを買おうとしても、私のカードが読み込めない、何度やってもだめ。このカード自体の問題かと思ったら、別の時にはちゃんと使える。これも、「よくあること」らしいです。全くも〜!
さて、話は戻って、フランス到着の翌日は、2年前に大感動したシャルトルの大聖堂をもう一度見に行きました。その日はものすごく寒かった上、どんより曇り空。時折時雨が・・・。寂しい雰囲気。あの、最高に美しかったステンドグラスが、この日はあまり綺麗じゃない・・・。やっぱり、日の光が入らないとね。ちょっとがっかりしつつ近くの古〜い教会を見てから近くの公園を散歩しているうちに、道に迷った!でも、雑木林もあるような広〜い公園で、人もいない。1時間近く歩いてしまった。やっとそこから抜け出たものの、まだipadにシムを入れてなくて、自分がどこにいるのか全くわからない状態。
そこへ、ウォーキング中の老夫婦が!駆け寄って、「大聖堂はどっちでしょうか?ちょっと道に迷ってしまって・・・」と尋ねたら、
「え、あなた、あそこまで歩いて行くの?バスに乗った方がいいわよ、ここからすごく遠いのよ!」と驚かれしまった。はい、遠いのはわかってます。そこから歩いてきたんですから。バスなんて余計ややこしい。「いえ、大丈夫で、歩きます、方向を教えてください」と主張し、なんとか道を教えてもらいました。
そんなこんなで疲れ果て、本当は昼にはまたパリに戻ろうと思ってたけど、ここでランチをすることに。しっかし、なんでこんなに量が多いのだ。アントレに野菜のポタージュ、メインに鳥の赤ワイン煮を頼んだんだけど、ポタージュが丼いっぱいの量。しかも通常のバン以外に、ポタージュにパンがついてる。これだけいいじゃん、ていう量。
それからパリに戻り、ジベール・ジョセフという本屋さんで書籍購入。
Gibert Joseph Paris VI(ジベール・ジョゼフ パリVI店),パリ - 買い物 口コミ・評判・画像 - 留学thank you! 。いつ受験できる状態まで持っていけるかわからないけど、DALF C1のための参考問題集を買いました。日本でアマゾンでも買えるけど、大分だと、これらを手にとって、中身を見比べて決める、ということができませんのでね。でも、重いなあ、この本。それにしても店内、すごい人です。フランス、本、売れてるんだなあ・・・。
この時点で既にかなり疲れていたけれど
MMM|クリュニー中世美術館 《貴婦人と一角獣》へ行ってしまいました。元気だったらもっと感激したはずですが、この時には、足の疲れと寒さで頭が痛くなってきました。
旅行はやっぱり詰め込みすぎちゃいけないですね。それに、パリには物乞いの人がすごく多くて、目にすると辛くなるんですよね。そんなことでも気持ちがすごく疲れる。