愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

モネの家

4月10日のフィガロの記事にモネの庭が出ていました。
www.lefigaro.fr

ジヴェルニーにあるモネの庭、ノルマンディー地方の観光地としてはモンサンミッシェルについで二番目に人気だそうです。

モンサンミッシェルは、初めてのフランス旅行の時に行きました。その時は、ルーブル美術館ヴェルサイユ宮殿、モンマルトルの丘など、いわゆるフランス旅行の王道を行った感じです。モネの庭に行ったのは、2016年の初めての海外一人旅の時。綺麗だったなあ〜。その時の記事はこちら

フランスひとり旅ーその3: 愛と平和とフランス語

D’autres touristes venus d’Asie complètent ce classement: 3,1% étaient originaires de Corée du Sud, tandis que 2,3% venaient du Japon. Cette tendance s’explique notamment par les goûts du peintre, dont la vaste collection de 231 estampes japonaises est largement exposée.

記事によるとフランス人は全体の半分にも満たなくて、多いのはアメリカ人とアジア人。中でも中国人が4.4%、韓国人が3.3%、ついで日本人の2,3%とのこと。「この傾向はモネの趣味によるところが大きい。日本の浮世絵231点という膨大なコレクションを存分に展示してあるからだ。」

ちょっと写真が下手ですが、こんな感じでもっともっとたくさんありました。お花に囲まれた洋風のおうちの中に、浮世絵が所狭しと飾られていて、それがなぜかしっくりと落ち着く感じだったのが印象的でした。

 

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さて、今日この記事を見つけたのでまだ、ざっとしか読んでいないのですが、こちらの文の must が気になりました。

Visiter la maison de Claude Monet à Giverny est devenu un must de plus en plus souvent proposé aux touristes Chinois, Japonais ou Américains en visite en France.

「ジヴェルニーのモネの家を訪れることは、フランス旅行をする中国人、日本人、アメリカ人にはますます外せないものとなってきている。」

よく、日本語でも「マストアイテム」とか「〇〇するのがマスト」なんて宣伝文句を耳にしますが、私の頭の中では英語のmustでしたが、ちゃんとフランス語の辞書にも乗っているんですね、この単語。

ちなみに仏仏辞書にはこのように書いてありました。

Ce qu'il faut faire ou avoir pour être à la mode

ついでに言えば、英語のmustは助動詞としてしか認識していなくて、「マストバイ」なんて言い方は、日本人お得意の適当くっつけ言葉(?)だと思っていたら、ちゃんと名詞としてそういう使い方があるんですね。びっくり!