決して誇れる点数ではありませんが、とにかく仏検1級は合格しました。
このタイプの試験が嫌いでたまらず、かといって、準1級(なんの間違いか、2008年に合格している!)までとってて、1級がないのもどうも締まりが悪いので、ダラダラと受けていました。
もう受けに行かなくていいと思うとホッとしています。
DELF/DALFの存在を知る前は仏検問題集買ったり「名詞化辞典」などに取り組んだこともあったけど、全く面白くなくてすぐやめてしまいました。
今日は仏検とDELF/DALFを比較しつつ、私の個人的見解を述べたいと思います。
なぜ仏検が嫌いか
独学で準一級とっても、全く使い物にならないことを身をもって体験したので、仏検効果に疑問を持っています。
3級くらいまでなら基礎を固めるには必要な段階かもしれないけれど、それ以降はdelf/dalf向けの勉強をした方が実践力がアップすると思います。
特に1級のリスニングとかディクテとか、読む速度遅すぎて、これが聞き取れても絶対に普通の会話には乗れないし、ラジオも聞き取れないと思います。
また、口頭試験の採点基準が曖昧。私が知らないだけなのでしょうか?どなたかご存知だったら教えてください。
冒頭、2008年に準一級に合格したと書きましたけど、その時の2次試験、ひどいものでしたよ。だって、二つの試験問題のうち一つ目は「政治家の言葉は信用できるか」みたいな問いだったと思うのですが、その時のproposということばがわからなかったのです。なので、その問いはパス。
もう一つは「クリスマスの飾りについて」みたいな問いで、そのとき、sapinという単語がわからなかったんです!
でも、他の選択肢はないし、クリスマスのことらしいことはわかったから、「私の住んでるところは田舎なので、クリスマスの飾りなど、商店街にも皆無です」みたいな話をしました。そして、気になってたまらなかったので、「ところでsapinて何ですか?」と聞いてしまいました。
で、その時の得点が40点満点で32点。基準点22点。なんでそんなに貰えるの?試験官の気分なのか???
条件法も接続法も使ってなかったし、準一級であの単語を知らないなんて、あり得ないでしょう!?
そんなこんなで、私の中で仏検の価値はダダ下がり。
DELF/DALFのいいところ
口頭試験が必ずセットになっている。
課題の音声がナチュラルスピード。
フランスの時事問題に多少詳しくなる、というか知らないでは済まない。
すごく大変。(← しんどいほど喜びを感じるタイプですかね、私)
DELF/DALFの準備だけで仏検1級は取れる
それを証明したくもあり、全く準備せずに臨みました。最初の名詞化問題も、全体の文ができていたかどうかは別として、4問中3問は名詞わかりました。あと一つも、後で回答見たら知ってたので、たくさん読んだり書いたりしているうちに、自然と覚えているものだなあ、と感じました。
「名詞化辞典」だけをひたすら繰り返し覚える、そういうのが得意だったり好きな方もいるでしょうが、私には到底無理ですし、何の喜びも感じられません。今、時間が空いた時や文章書くときに参考にするとかなら、有効かもしれませんが。
ディクテに関しては、DELF/DALFの準備を始めて以降、格段に聞き取れるようになったと感じます。ちゃんと文章全体の意味を掴んで書き取れるようになっていることに、自分自身、驚きました。以前は意味わからず書き取っていましたから。^^"
あと、DALFの勉強していたら、仏検の読解問題がものすごく簡単に感じます。
これからの私の課題
前回の記事で書いたごとく、アウトプットに力を入れる。
インスタ今日で5日目。続いています。
ただ、続けることだけを目標にすると内容が乏しくなったりもするので、10日続いたら、「毎日」にこだわらす、正しい文章を書く、内容を充実させる、などに気をつけて書くようにしたいと思います。
あとは自分が興味を持てるものを読んだり聞いたり。それがもっと楽にできるようになるために、日々精進します!