私は2014年にDELF B1に合格してから今回C2に合格するまで、実に10年かかっております。なので偉そうなことは何も言えないのです。ただ、我ながらこの粘りはすごいな、と。
昨日、ふと過去記事読み返してみて、こんなに落ち込んでる時期もあったんだ〜、それなのに、よく頑張ったね、私、と過去の自分に感動してしまった。
「C1受験、もうやめよっかな」とか書いてる。(苦笑)
もし、今、同じように落ち込んでいるかたがいらしたら、「本当に好きなら続けたらいいですよ」と言いたいです。
それ以外に皆様に伝授できることなんて、何もないのですけど、ただ、JunGui先生のレッスン以外に、自分なりに努力した点を少し書き留めておこうと思います。大まかに6点あります。
1. 自分の部屋を持つ
ずっと、自分一人になれる部屋がなかったんです。それで、5年くらい前だったかな、二階の物置(1畳半くらい)を整理して、勉強部屋を作りました。これで格段に集中できるようになりました。
本棚も本のサイズに合わせて作ってもらい、私の「フランス語のお部屋」ができました。これ、大きい変化でした。
2. SNSでフランス語に触れる機会を作る
Facebook、ツイッター(X)、インスタなどでフランスのメディアや政治家などをフォローして、フランス語を目にする機会、書く機会を作るようにしていました。
Xの短い文の中にも知らない単語が出てくるし、大きな事件があったときは、繰り返しそれが目に入ってくるので言葉も記憶に残りやすいです。
また、短い切り抜き動画などは字幕がついていることが多いので、興味を惹かれたものは音声聞く、訳してみる、解説つけてシェアするなどの、ちょこっと勉強に便利です。
日本人は極力フォローしない方針でやっています。そうしないと、日本語ばかり目にすることになるから。
3. HugoのInnerFrench
何度かここでも書きましたが、この方のポッドキャストが好きでよく聞いています。そして、中級者向けのRaconte Ton Hisoireを受講し、このおかげでフランス関係の知識の幅が広がりました。
そして今年1月には上級者向けのLes Visage de Parisを受講。これまた興味を持てる内容で、今また復習のために聞き直しています。
私は扱う内容に興味が持てないと続かないほうなので、Hugoのシリーズはとても合っています。来年こそはフランス旅行するつもり。だから、ここで紹介されてたテアトルや
のパリ街歩きコースに参加しようと思っています。
4. 書き写し
以前は読みたい記事はいちいち印刷してたのですが、印刷したことで満足してあまり読まずに終わってしまうことがあったので、字の練習も兼ねて、たまに書き写すことをしています。
1年前から初めて、40シートのノートがそろそろ終わりそうです。
これが効果があるかどうか、いまいちわからないのですが、結構ハマりました。^^
以前、民俗学・博物学者の南方熊楠記念館を訪れた時、彼が人から借りて書き写したノートがあり、その量に圧倒されました。
書けば頭に残る、と熊楠は言っていたようです。私の場合、書くそばから忘れているような気がしないでもないですが、もしかしたら、文章の構成の仕方とか、少しずつ身についてるかも・・・。
5. 受験生のトイレ
帰ってきた息子にも驚かれましたけど、だって、JunGui先生が「トイレの壁に貼ってでも覚えろ!」っていうんですもの。今、さらに貼りもの、増えてます。^^"
だんだん風景の一部となってきているものもありますが、やはり毎日目にしていないと、忘れるスピードすごいですからね。家族には申し訳ないけど、当面、こんなトイレですわ。
6. 何度も使った本ー26日追記
コレクションフランス語は私のバイブル。水林章先生担当の課(表現モデルの知識を増やす)が特に好きです。
100%DALFの方は長文読解練習として使ったり、試験前はexposé(話す方はcompte-renduだけ)解答例が丸ごと出ているので、これを読んで型の参考にしました。特にconnecteur logiqueの使い方などに注目して。
今回も長くなってしまいました。C2シリーズ、お付き合いいただきありがとうございました。