昨日に引き続き、かつて受講していたフランス語ダイレクトスクールの受講ノートの復習メモです。
復習その2ー学習のポイント、passe-partoutを避ける、言い換え - 愛と平和とフランス語
漫然と文章を書いているとつい忘れてしまうのが、フランス語の特徴とも言える名詞化の文章。
まだまだ意識しないと使えません。
C'est un film extraordinaire, bien qu'on y trouve des chose imparfaites du point de vue cinématographique.
映画制作の観点からいえば不完全なところもあるが、これは素晴らしい映画です。
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C'est une film extraordinaire, malgré ses imperfections cinématographique.
Les vols sont très fréquents, généralement parce que les touristes ne sont pas prudents.
旅行者はたいてい注意力が散漫なので、ひったくりが横行している。
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Les vols sont très fréquents, généralement par manque de prudence de la part des touristes.
そのほか、無生物を主語に立てて、「〜をして・・・せしめる」の文を作れる動詞をメモしておきます。
pousser / conduire / mener qn. à~
この4回までは過去ノートに書き留めてあったことですが、他に私がずっと使っていてとても役立っているのが『コレクションフランス語・書く』です。
名詞化関連のページを載せておきます。
10年以上前に買ったと思いますが、最初の頃は、さっぱりわかりませんでした。背伸びしすぎでしたね。
とにかく覚えておこう、と思った「知らなかったこと」にマーカーつけていったら、全部ピンク!みたいになって・・・。
長い年月かけて5回くらい見直したのですが、だんだんわかるようになって、書くときにも使えるようになってきました。
説明もすごくわかりやすいし、最後には、実際の生徒が書いた作文を、手直ししていく過程が書かれていて、自分もやってしまう誤用とか、どうやったらレベルの高い文が書けるのかが明快です。
ほんと、これは名著ですよ。水林章先生のことも、この本で知りました。
一方、同じ勉強するのでも、こちらの『名詞化辞典』、私にはつまらなすぎて無理でした。
仏検受ける人がよく勧めてるんですが、こんな無味乾燥の例文だけを覚えていくとか、辛すぎる。私はフランス語の学習を、苦行にはしたくないです。
復習シリーズ、多分、次回で一区切りです。