Hugo (inner French)のビデオやポッドキャストも好きです。
だいぶ前は、YohanのFrançais Authentiqueも利用していたのですが、ちょっと右臭さが気になっていたところに、エネルギー問題について「原発はクリーン」と言っていたのを聞いて、離れました。
Hugoは社会問題に対する考え方も好きなので、聞いていてストレスがありません。
今回のビデオはフランス語学習に最適な「順序」があるのか、というテーマです。
自分で見ているだけだと、なんとなくわかった気になってしまうので、理解を深めるため、要約してみます。(後で自分で書いたもの見ながらフランス語で言ってみよう。)
Indroduction
フランス語学習者のみなさんは、文法をやったり、聞く力をつけるためにポッドキャスト聞いたり、アプリで話す方に力入れたり、寝る前に本を読んだりとあれこれやりますよね。
でも、あれこれ手を出すより、どれかに集中したほうが良いのかとか、きちんとした学習順序があるのではないか、と思う人もいるでしょう。
Comment apprendre le français dans le bon ordre ?
教科書には順序立てて説明がしてあるし、一つ一つ積み重ねていけば良いのかと思う人も多いでしょうが、実際はそうではありません。
学習書によっても順序は違いますし、それぞれの手法・順序は主観的なものです。
L'ordre naturel d'acquisition
そこでStephen Krashenが提唱しているのが「自然な学習順序」です。
この理論は他の研究者が子供の言語習得について調べる中で生まれたものですが、クラッシェンは第二言語に関しても当てはまるのではないかと思い、研究しました。
その結果、ほとんどの人が同じ経過(ordre des séquence)をたどって言語の習得をしていくことがわかりました。
そして、よく使われる事柄から先に学習して身につける、というわけでもないのです。
例えば、フランス人はenをよく使いますが、これを習得できない学習者は非常に多い。否定型もそうですが、正しく使えるようになるまでには、一定の時間を要するのです。
Qu'est-ce qui influence l'ordre naturel ?
自然な学習順序に影響を与えるのは何か?
1. La visivilité:よく目にするもの 例えば複数形のsなど
2. La complexité linguistique : 例えば否定型など 複雑なもの
3. La transparence sémantique : 意味がはっきりしていてわかりやすいもの
4. La fréquence dans l'input : よく出会う(目にする)か
5. La similarité : 母国語との類似性
しかし母国語との類似性に関しては、似ているが違う意味のものもあって、より難しくなる場合があるので、大きな要因ではないとも言える。
Comment passe-t-on d'une séquence à une autre ?
ゲームの「上がり」のように人段階ごとにクリアしているようなものではない。例えばséqunce 2に移ったとしても、1の段階のものをあまり使わなければ、疲れたりストレスがある時には、間違えてしまう。
Pourquoi les professerus n'utilisent pas l'ordre naturel ?
研究者は理論にこだわり、教師は実践にこだわり、両者が意見交換する機会が少ないため、教師が自然的学習を採用するということにならない。
Conclusion
Vous n'avez pas besoin de vous en préocuper.(気にするな ^^)
大事なのは
Patience et Régularité
非常に大雑把な要約はここまで。
実際、この間も先生に、「それはA1レベルの間違いでしょ」と言われちゃったりしたんですが、この動画を見て、誰でもあることなんやな、と理解できました。
そして、私、このまま、興味の赴くまま勉強してていいんだ、とすごく勇気づけられました。
毎日、誰に強制されるわけでもなく、ただ、フランス語が好きで、もっとわかるようになりたい、興味あることがたくさん、そんなわけであれこれ読んだり書いたりしてるだけ。
一回で覚えられなくても、何度も出逢えば頭に入るし。
すでに、フランス語中毒ですから、この調子で日々、やっていこう!
私、来年60歳ですから、75歳まで生きるとしたら、あと15年!買ってしまった本、読み終えられるのだろうか・・・。^^ "