愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

メランション、決選投票に進めるか?進んでほしい!

凝り出すとそればっかりになる性質。今日も大統領選の話題です。

 

 

先月までは左派が分かれすぎてて、メランションが決選投票に進める可能性が低かったのですが、ここへきて急上昇。

 

 

直近の調査では、マクロンが26%、ルペンが21%、メランションが18%となっています。

 

なので、他の左派支持層へもメランションへの戦略的投票を呼びかける声が起き、有名人からの支持表明も相次いでいます。

 

集会の熱気もすごいです。字幕ついてるので、聞き取り練習にも良いです。

 

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ほとんどマスクしてない・・・。

 

海外はマスク強制じゃなくなるとみんな外すけど、日本人はマスク外すのを強制しない限り、一生外せないような雰囲気ですよね。この違い、なんなんでしょう・・・。

 

 

メランションの演説、訳してみました。(まだまだこなれていませんが・・・)

 

 

気候変動に歯止めをかけるための重大な5年間

ウクライナの悲劇とプーチンの侵略によって始まる世界秩序の急激な変化

我々はその大きな帰路にいる。

 

この豊かな国に900万人の貧しい人々がいて、800万人が食べるものにも困っている

400万人が住む家に困り、1200万人が冬の寒さの中、暖を取れずに震えている。

 

我々にはチャンスがある、重大な選挙があるのだ

ほんとうに大事なことを話し合おう、それはお金や人種差別の戯言じゃない

生活のこと、今この社会で、我々にとって大切なことを話し合おう。

 

そうだ、我々の考えに賛成の声が大多数だ。それを結集させようじゃないか

10人中9人が最低賃金の引き上げに賛成している

雇用保障に賛成している

みんなが望めば、これから2ヶ月で最低賃金は1400ユーロ(月額)となる

みんなが望めば、これから2ヶ月で生活必需品の価格は据え置きとなる。

 

10人中9人がグリフォサート(農薬・除草剤)の禁止に賛成だ

10人中9人が不健康な食べ物の禁止に賛成している

我々はあらゆる人的、知的、財政的、社会的、文化的資源を駆使して、パリ協定のロードマップを何としても守らねばない

我々が直面している気候変動に立ち向かうために。

 

我々の社会では変革が始まっている それはフェミニズム革命だ

共通の未来プログラムは、まさにフェミニズムのプログラムだ。

 

10人中8人が資産家への課税を望んでいる

10人中8人が(コロナ?経済?)危機で儲けている者たちへの課税に賛成している。彼らは、あなたたちが操業停止に追い込まれて喘いでいる間に、何十億も溜め込んできたのだ。

 

 

民衆連合政府では、定年は60歳にしよう  

第六共和制の時代の始まりだ それは憲法議会の仕事となる

我々は別のタイプの権力機構を組織するつもりだ そして、約束を守らないものや、嘘つきを一掃できるように、取り消しのための住民投票制度を設けるつもりだ 重要なことだ

 

市民主導の住民投票は力がある 直接法律を作ることのできる、市民自身の市民のための可能性なのだから。

 

フランスは国民なしには成り立たない 国民が全てだ 

しかしみんなが何もしないなら 何も得られない 放っておけば 何も手に入らない

だから 今はまだポスターに書かれたスローガンにすぎないけれど、それを未来のプロジェクトとして高く、力強く掲げなければならないのだ。

 

世界中で別の世界が可能になる

 

もしフランス人が、自分の国を変えようと決意すれば 私たちの声は届くようになるだろう

 

このような状況で フランスは伝えるべきメッセージがある

 

もしフランスが政府と議会の選択を通じて模範を示して新しい道を開き、それが実現可能でうまくいくことがはっきりすれば

そのメッセージを伝えるできるだろう。

 

それが私たちの望むフランスの姿なのだ

 

投票用紙があれば これだけのことが解決できるのだ 世界にそのメッセージを届けることができるのだ

 

全てが変わらなければならない

 

私はやる 私の仲間たちも準びはできている

フランスの偉大さに耳を傾けてほしい

あなたが望めばフランスはフランスは偉大であれるのだ。

 

フランス万歳 そしてなによりも 共和国万歳!

 

 

なんか、夢があっていいな〜。力強いし。ルペンに負けないで〜!!

 

 

さてこちらはHugoの最新ビデオです。

 

投票前のルールとか初めて投票に行く人に向けて、やり方を説明しています。

 

 

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フランスでは日曜日の投票の場合、金曜日の夜24時以降、投票終了の日曜日20時までできないことがあります。

 

世論調査の発表

 

・メディア上(SNSも含む)での候補者や支持者へのインタビュー、コメントや分析

 

・チラシ配り、SNSでの投票呼びかけ、

 

 

日本より厳しいですね。少なくともテレビ・新聞が前日に情勢を発表するのは是非ともやめてもらいたいです。

 

 

あと、コロナに罹ってても、マスクをすれば投票所に行っていい、っていうの、すごいですね。

 

 

 

さてさて、大統領選の情報を見出したら、止まらなくなって、C2の準備なんてどこかへ行ってしまいました。

 

 

でも、まあ、こうやって興味あることを調べることで自然に力もつくんじゃなかろうか、と希望的観測。^^