ゾラのナナに挑戦、という記事を上げたのが9月の10日。まだ読み終わってません!
坐骨神経痛やら息子の演奏会やらで、机に向かう時間が取れなかったこともありますが、この本、かなり難しい。
語彙レベル、確かにそれもありますが、別次元の難しさなんです。
とにかく人がいっぱい出てきて、それがilやelleで受けられたり、時にはle comteやla comtesseだの、le ducとか、はたまたファーストネームで呼んだりラストネームだったり、誰が誰だかわからん、という状況に陥ってました。
そこを通り抜けていま半分強まで進みましたら、登場人物もグッと減ってきて、だいぶ楽になりました。肝心な部分をかなり掴み損ねてるとは思いますが・・・。
あと、毎日10ページとか、そのくらいちょこちょこ読むのも良くないですね。ある程度一気に読まないと。10月中にはなんとか読み終えたいです。気ままでわがままでしたたかなナナがどうなっていくのか興味があるので。
さて、今日のテーマ「なんのためにフランス語を学ぶのか?」なんですが、私の答えは
なぜだかわからないけど、ただ、フランス語が好きだから。
これじゃダメ?
フランス語を学んでいる人、誰もが多分「なんでフランス語なの?」と聞かれたことがあると思います。
もしくは、「ただ、フランス語を勉強する、というのではなく、フランス語を使って何かをする、そのために学ぶ方が身につき方が早い」と言われたことがありませんか?
私もだいぶ昔にそのようなことを言われ、その時は、そうだなあ・・・と思って、このブログにもそう書いたことがあります。
しかし、ここ1〜2年で思うのは、「楽しければいいじゃん」ってこと。
人を好きになるのに理由はないように、フランス語を学びたいのにも理由はいらないんじゃないかと。
だから、冒頭の質問されるといつも困るし、無理やり理由づけしている自分がいるわけです。
とにかく本が読めたら楽しいし、日本の政治にうんざりしてるけど、フランスの政治なら楽しめる余裕がある。La France InsoumiseのMathilde Panot や François Ruffinのようなキップのいい政治家の話を聞くのも元気が出る。
なんか、興味がある、なんだか楽しい、それでいいじゃん、て今は思う。
フランス語を使って何かをする、確かにそれも大事かもしれないけれど、フランス語が好きでずっと続けてたら何かができるようになっていた、それでもいいし、何もできなくても好きで続けてる、それまでやめられなかったのだから、それでいいんではないかしら。
私にとってフランス語は、単なる道楽です!
そんな心境の今日この頃。