愛と平和とフランス語

ほとんど自分のためのフランス語学習記録&ときどき時事問題

珍しく進歩を感じたとき

中級くらいになるとそれからの進歩がなかなか感じられなくて辛い、と言うのはよく聞く話で、御多分にもれず、私もそうです。特に喋る機会が本当に少ないので、今でもレッスンの前はど緊張だし、ア〜ウ〜と、大平さん(元総理・・・古い?)のようになってし…

レティシア・コロンバニと中江有里 オンライン対談

今、レティシア・コロンバニのLa tresseを読んでいます。2回目です。1回目の読後に記事書いていますので、ご参考まで。 La tresse (三つ編み)読み終えました - 愛と平和とフランス語 最初の時は可能な限り辞書を使わなかったので、今回は、わからない単…

本は二回読むのがいいみたい

昨年読んだレイラ・スリマニの”Chanson Douce"を、今年2月に入ってもう一度読み返しました。 Chanson douce (Prix Goncourt 2016) 作者:Leila Slimani 出版社/メーカー: Gallimard 発売日: 2018/05/03 メディア: マスマーケット 1回目とは理解度が全然違う!…

「言葉の森」の勉強法

9月27日の記事で取り上げた「あん」の著者であるドリアン助川さんにはまっています。その後、縁あって、フェイスブックで「お友達」にならせていただきました。そこで、なんと、ドリアンさんはフランス語ができることを知りました! 脇役で出演した河瀬直美…

Les Délices de Tokyoー心に残る言葉

途中まで読んでいたフィリップ・ルメートルの「炎の色」を中断してドリアン助川の「あん」のフランス語版 [Les Délices de Tokyo] を読みました。何年か前、映画を見て大好きになった物語ですが、本は読んでいませんでした。たまたま8月末に東京へ行った時…

La tresse (三つ編み)読み終えました

La tresse 読みました。素晴らしい本でした。読み終わった後、気持ちがとっても上向きになります! La tresse 作者: Laetitia Colombani 出版社/メーカー: Le Livre de poche 発売日: 2018/05/30 メディア: マスマーケット この商品を含むブログを見る アン…

最近の読書

6月1日から7日までスイスのバーゼルに行っておりました。このことはまた後日書くとして、今日は本のお話です。3月に"Au revoir là-haut"(天国でまた会おう)を読み終えたのち、訳書を購入して、今度はよくわからなかったところをじっくりと読み返してい…

雑誌「ふらんす」と映画のこと

例によって公開が遅れがちな九州ですが、私の住むところでは5月25日から見られるようです。 4/6公開『12か月の未来図』予告編 さて、私が地方にいながらもどうやってフランス関係の情報を得ているかというと、一番は月刊誌「ふらんす」のおかげですね。も…

"Au Revoir Là-Haut" にどっぷり浸かる日々

Pierre Lemaitre の Au Revoir Là-Haut (天国でまた会おう)は3月中に読み終わり、無事、4月6日公開の映画を見ることができました。素晴らしい出来でした。 タイトルのAu revoir là-hautは、第一次世界大戦の兵士が戦場から妻に送った(別れの)手紙のなか…

大作を読み終わった!

前回の記事で書いた、ピエール・ルメートルの『天国でまた会おう』、昨夜読み終わりました。面白かった〜。そして、訳本の手助けなしで、「面白かった」と読めたことに感動。 なんせ、内容がすごい!著者は綿密に資料に当たっており、当時(第一次世界大戦後…

『天国でまた会おう』上映前に本を読まねば!

ピエール・ルメートル原作の映画『天国でまた会おう』、上映が各地で始まっているようです。私の住む県では4月6日公開です。楽しみ! 『天国でまた会おう』本編映像 日本は第二次世界大戦で甚大な犠牲者を出しましたが、フランスは第一次世界大戦で人口の…

本が読めるようになってきた

昨日、Jean François Billeter (ジャン・フランソワ・ビテレール)の“Une Rencontre à Pekin" (北京での出会い)を読み終えました。月刊雑誌「ふらんす」の2018年10月号の原書紹介コーナーに載っていて、面白そうだったので、昨年11月のフランス旅行の時…

読解レッスンと頼もしい参考書

昨年5月のB2以降、しばらくお休みしていたアンサンブルアンフランセのレッスンですが、数ヶ月前から再開しています。現在は日本人のH先生にこちらの本の読解レッスンをお願いしています。 この本は3年前、フランスの古本屋さんで見つけて、何となく気になっ…

フランス語学研修旅行ーその6:本たち

今回のフランス行きの楽しみの一つが、本を買ってくることでした。お目当のものもあったし、それ以外に、気に入ったものがあれば手にとって、中を見てから買うかどうか決められるのですから、現地はいいですよね。 まず、パリの本屋さん( ジベールジョセフ…

J'aime le natte 納豆が好き ーフランス人ジュリの日本生活ー

今日は本の紹介です。 フランス人イラストレーターのジュリさんのイラストと、彼女の解説が日本語とフランス語で書かれています。 美味しそうな日本の朝ごはん!納豆の絵が丁寧で、秀逸じゃないですか? 下の絵の右側、ちょっと写真が暗いけど、見えるでしょ…

本 再読 ー Tistou Les Pouces Verts (みどりのゆび)

何年か前に読んだ「Tistou Les Pouces Verts」をもう一度読み返しています。当時は今よりもっとフランス語力がありませんでしたけれど、これは子ども向けでもある優しいお話なので、なんとか読み通すことができました。 今、改めて読んでみると、以前よりだ…

une pière deux coups = 一石二鳥 の読書です

近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」、ご存知の方も多いと思いますが、素晴らしい本です!ただの片付けハウツー本ではありません。「何を捨てるか」の指南書でもありません。「ときめくものを残す」それが最大のポイントです。 私は2011年の夏に…